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そもそもピラティスって何?私たちがこだわるSTOTTピラティスとは?

8月1日
読了時間: 8分

更新日:8月5日

皆さん、こんにちは!

KOA PilatesのAikoです!


今回は、私たちが学んだSTOTTピラティスについて紹介したいと思います。


近年、ピラティスブームで、教える側にもさまざまな考え方や流派があります。でも受ける側からすると、その違いってなかなか分かりにくいですよね💦「前はこう教わったのに」と戸惑った経験がある方もいるのではないでしょうか。


そこで今回は、

①そもそもピラティスとは?

②STOTTピラティスの発祥と特徴

③KOA Pilatesのこだわり


この3つに分けてご紹介します。私たちが大切にしていることを知っていただけたら嬉しいです。


🌿そもそもピラティスってなに?

ピラティスの生みの親は、1880年ドイツ生まれのジョセフ・ピラティスさん。


ジョセフ・ピラティス
ジョセフ・ピラティス

もともと病弱な子供でしたが、ヨガや禅の瞑想、古代ギリシャ・ローマの鍛錬法を学びながら心身を鍛え、丈夫な体を作っていきました。第一次世界大戦中はイギリスで抑留されますが、そこで仲間たちに呼吸法と精神集中を組み合わせた運動を指導。戦争後半には病院でベッドのスプリングなどを使った手作りの器具でリハビリを手伝い、これが今のピラティスマシンのルーツになっています。


戦後にアメリカに渡り、妻クララさんとニューヨークにスタジオを開設。500種類を超えるエクササイズを考案し、呼吸と体幹の強さを重視することで、姿勢改善やストレス軽減、怪我のリスク低減を目指しました。


「ダンサーのための運動」というイメージを持たれることもありますが、実はダンスから生まれたものではなく、今ではアスリートから医療従事者、一般の方まで幅広く親しまれています。


ジョセフさんが大切にしていた考え方は、今も「6つの原則」として、ピラティスのさまざまな教え方(流派)に受け継がれています。


①呼吸:ピラティスの土台。胸式呼吸を基本とし、筋肉の活性化や安定を助ける

②センタリング:体の中心(パワーハウス)から動くこと

③コントロール:動作を最初から最後までコントロールすること

④精密性:回数より、正しい筋肉を使えているかに集中すること

⑤流動性:動きを途切れさせず、スムーズにエクササイズを行うこと

⑥集中:身体の感覚や筋肉の動きに意識を向け、心と身体をつなげること


ピラティスには沢山の教え方(流派)があり、この6原則はどの教え方にも共通する基本です。ただ、その解釈や教え方は先生や流派によって少しずつ変わってきます。 なので「どれが正解」ということはなく、それぞれの教え方に、大切にしている考え方があります。このブログでは、私たちが学んだピラティスの考え方を紹介したいと思います。


🌿STOTTピラティスの発祥と特徴

KOA Pilatesのインストラクターである私たちが学んだのは、「STOTT Pilates®️」という流派です。


モイラ・メリシューとリンゼイ・メリシュー
モイラ・メリシュー(左)とリンゼイ・メリシュー(右)

創業者のモイラ・メリシューさんは元プロダンサーで、ジョセフ・ピラティス本人に師事していたロマーナ・クリザノフスカさんに直接学んだ人物。夫のリンゼイさんと1988年にカナダ・トロントでSTOTT ピラティスを設立しました。


オリジナルの本質を大切にしながら、体の構造や動きに関する最新の研究、リハビリの知見を取り入れてアップデートしたのが特徴です。


例えば、ジョセフ・ピラティスさんの時代は、背骨をまっすぐに保つことがよい姿勢とされていましたが、現代の解剖学では、背骨のSカーブこそが衝撃を吸収し、姿勢を保ち、負担を軽減する役割を担っていると考えられています。


このように、100年以上も時代が進めば、様々な分野で研究が進み新しい知見が生まれてきます。STOTTピラティスは、そうしたアップデートされた現代の知見を取り入れているのが特徴です。


ジョセフ・ピラティスさんのオリジナルピラティスとの主な違いは以下の点です。

①解剖学に基づく進化:常に最新の生体力学の知見を取り入れ続けている


②段階的なカリキュラム:「基礎→中級→上級」、器具別(マット・リフォーマー・キャデラック等)に細かく分かれ、無理なくステップアップできる


③呼吸の捉え方:オリジナルは「息を吐く=力を入れるとき」だったが、STOTTでは呼吸を脊柱の動きと連動させ、より自然なパターンに近づけている


④背骨の考え方:オリジナルは「背骨を平らに」を目指したが、STOTTは自然な脊柱のカーブ(ニュートラルポジション)こそが最も強く衝撃を吸収しやすい姿勢と考える


⑤肩周りの安定性の重視:肩甲骨周りの筋肉の安定化エクササイズを多く取り入れている


STOTTピラティスは、世界中どこで学んでも同じカリキュラム。さらに認定講師は、資格を取ったあとも年に1回研修を受けることが義務付けられていて、指導者の質を常に高く保つ仕組みになっているのも特徴です。


研修には、産前・産後のピラティス、腰痛に特化したリハビリ向け、アスリート向けなど様々な内容があります。そのため私たちは、ただピラティスを教えるだけでなく、お客さん一人ひとりのニーズに合わせてカリキュラムを組んだり、自分の得意分野を深めていったりすることができます😄


🌿KOA Pilates が大切にしていること

そんなSTOTTピラティスをベースに、KOA Pilatesがレッスンで大切にしていることについてお話しします。


KOA Pilatesでは、「ただピラティスを習う」のではなく、「自分の体を理解しながら整えていく」ことを大切にしています。STOTTピラティスの特徴の一つに「ニュートラルポジション(関節や筋肉に負担をかけず最も効率よく動ける、身体の自然な基準位置のこと)」という考え方がありますが、いきなり言われてもピンとこないですよね。人間の体の構造を理解し、自分の体が今どこにあるのか。どのように動いているのか。そんな風にご自身の体と向き合っていけるようになって欲しいと思っています。


そうすることで、ピラティスのレッスンを受けた時だけでなく、日常生活や仕事中でも自分の正しい位置を見つけられるようになり、痛みや不調からも解放されやすくなる。私たちはそう考えています。


また、普段から体を動かしている方も多いと思います。私自身もランニングをするのですが、股関節の痛みが原因でやったりやらなかったりという時期がありました。体のニュートラルポジションを見つけ、どこに力が入っているのか、本当に力を抜けているのか、動かしたい関節をちゃんと動かせているのか。それを理解することで、体って自然と心地よく動いてくれるんだなと感じました。


ただ、私たちの動画を見てくださっている方の中には、「こんな難しいこと言われてもわからない」「完璧にできない」「細かいな」と思っている方もいらっしゃると思います。


私もHina先生も、最初は理解できないことがたくさんありました。今でも実践しながら少しずつ理解を深めています。全部できなくても、「今日はここに目を向けてみよう」と一つのことに集中する時もあります。


そしてそんな小さな成長や成功が嬉しくて2人で共有したりしてます😂✨


だからこそ、会員様限定のLINEでは、「できたこと」「できなかったこと」を気軽に共有していただけたら嬉しいです😌🌱


私たちが特にこだわっているのは、「完璧じゃなくていい」ということ。たった5分でもいいし、全部できなくてもいい。一緒に少しずつ成長していけるコミュニティを作っていきたいです。


🌿ジョセフ・ピラティスの名言

最後に、私の好きなジョセフ・ピラティスさんの名言をいくつか紹介して終わりたいと思います。100年以上前に始まったピラティスという運動法。様々な知見が当時とは異なっているのは確かですが、現代の私たちにも響く言葉がたくさんあるなと感じています。


"In 10 sessions you'll feel the difference, in 20 sessions you'll see the difference, and in 30 sessions you'll have a whole new body."


「10回のレッスンで違いを感じ、20回のレッスンで見た目が変わり、30回のレッスンですべてが変わる」


これまでについた癖というのはなかなか変わらず、時間がかかるということです。すぐに結果が出ないからと言って諦めるのではなく、継続は力なり。続けていきながら変化を実感していくことの大切さを説いていました。


また、ジョセフ・ピラティスは、科学の発展による乗り物や電気製品の普及が、人間の運動不足と肉体的な退化を招いていると指摘していたと言われています。


今、私もこのブログを書きながら何時間もデスクの前にいます。特にアメリカにたときは車移動が多く、意識しなければ運動する生活からは本当に程遠くなってしまうと感じていました。


生活が便利になればなるほど、私たちは意識的に運動をしなければなりません。


そして最後に、ピラティスさんは年齢は暦の年齢ではなく、背骨の柔軟性によって決まる(背骨が硬ければ30歳でも老人)と言っています。

クラシックピラティス
この写真見ているだけでもジョセフさんの背骨の柔軟さが分かりますね!笑

確かに、このブログを書きながら私の肩はゴリゴリになり、背骨は同じところに止まっているためバキバキです。笑


小学生の頃はあんなに楽に器械体操ができたのに、今はデングリ返しすら恐怖です笑


上記で記載した名言やピラティスの考え方以外にもたくさんの名言を残しているピラティスさんですが、今回あげた内容は私たちKOAピラティスの考え方にも当てはまると思い、このブログに書きました。


100年以上経った今でも、1日で習慣を変えるのは難しく、便利な世の中になればなるほど、そしてお仕事が忙しくなればなるほど運動は後回しにされがちです。だからこそ、一日少しでも体を動かすことを心がけ、背骨や体を自分自身の動かしたいように痛みなく動かせる体づくりを一緒に作っていけたら嬉しいです✨


今日のブログはここまでとなります。


次のブログでは、STOTTピラティスの6原則について説明させてもらいます。


KOA Pilatesでもこの6原則についてはとても重要視しているため、動画内でもよく指摘が入るかと思います。


皆さんも運動するときにどんなことに集中すればいいのか、なるべく分かりやすく説明できるブログになれば嬉しいです。


日本はどんどん暑くなってきてますね🥵皆さんがお住まいの地域はどうですか?

無理だけはせずに、しっかりと水分補給をとってまた素敵な一週間をお過ごしください😌🌱


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