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マットピラティスって本当に効果は出るの?

9月6日
読了時間: 6分

みなさん、こんにちは!KOA PilatesのAikoです。


「マット運動だけで、本当に体は変わるの?」「SNSで見るピラティスはみんな機械を使っている」

そんな意見や質問を受けることがあります。


答えはシンプルに、変わります。

ただ、何が変わるのかを知らずに始めると、「思ってたのと違った」で終わってしまうこともあるかと思います。そこで今日は正直に、特に「リフォーマーとマットの違い」について丁寧に説明していきます😌✨


🌿マットワークは「基礎」であり、それ自体が立派なトレーニング

STOTT PILATESのマスターインストラクタートレーナー、Jennifer Dahl氏はマットピラティスについて以下のように説明しています。


マットは、リフォーマー(バネの負荷を使う大きな器具)を含めたあらゆるピラティスの土台になっています。マットは決して「軽い運動」ではなく、持久力・筋力・そして動きながら正しい姿勢をキープする力を、しっかり要求するトレーニングです。


リフォーマーをしている女性と教えている男性インストラクター
リフォーマー

器具の助けがない分、自分の体重と重力だけで、脳から筋肉、筋肉を包む膜まで含めた体全体のネットワークに働きかけます。イメージとしては、サーフィンで着るウェットスーツのようなもの。生地がひとつながりになっているから、1箇所が伸びると別の場所にもその影響が伝わりますよね。体の中の筋肉や膜も同じで、どこか1箇所だけを動かしているつもりでも、実は全身が連動して働いています。


たとえば脚をゆっくり上げ下げするだけの動きでも、マットの上では骨盤や体幹がブレないように、自分の力だけで支え続けないといけません。この「自分で支える」という部分にこそ、体を根本から鍛える力があります。


研究の面でも、体幹の筋力アップや姿勢の改善はすでに複数の研究で確認されています。「なんとなく良さそう」ではなく、ちゃんと裏付けのある運動ということです。


🌿マットが「キツく感じる」のには理由がある

「リフォーマーの方が本格的で、マットは物足りないのでは」と感じたことがある人もいるかもしれません。


STOTT PILATES®のマスターインストラクタートレーナー、PJ O'Clair氏いわく、マットとリフォーマーでキツさの感じ方が違うのは、筋力が足りないからではなく、「気づき」と「コントロール」の差だそうです。


リフォーマーはバネと動く台(キャリッジ)が支えてくれる分、体が少しそこに頼ってしまうことがあります。でもマットは、重力に対してほぼ丸腰の状態。だからこそ、自分の力で姿勢を作り、支える力が育ちます。


たとえば仰向けで脚を上げ下げするとき、下げすぎると腰が反ってしまいますよね。この「あ、腰が浮いてる」と感じる部分が「気づき」。そして、どこまでなら骨盤や体幹を安定させたまま脚を下げられるかを自分で調整するのが「コントロール」です。決まった角度まで下げればいいわけではなく、今の自分の体がどこまで支えられるかを感じながら動くこと。これがマットワークの本質です。


イメージとしては、リフォーマーが補助輪つきの自転車、マットが補助輪なしの自転車。補助輪があれば安定して漕げるけど、なしで漕げるようになると、バランス感覚そのものが鍛えられますよね。マットが「キツい」と感じるのは、今の自分の体の使い方が正直に出ているだけです。決して悪いことではありません。


🌿マットとリフォーマー、優劣じゃなくて役割が違う

  • マット:自分の体重と重力だけで、強さ・気づき・コントロールを育てる

  • リフォーマー:バネの負荷と外からのサポートで、狙った筋肉を正しく使う感覚をつかみやすくする。手足への負荷にフォーカスしたいときにも向いている


どちらが優れているという話ではなく、今の自分に何が必要かで選ぶのが正解です。


🌿今のあなたには、マットがちょうどいい

家でピラティスをするなら、マットが向いている理由は3つ。


  1. 器具がいらない:マット1枚あれば、今日から始められる。「続けられない」という一番の壁がなくなる。リフォーマーは高価なだけでなく、シングルベッドほどの場所も取ってしまいます。

  2. 自分の体幹だけで支える力がつく:これが姿勢や、座る・立つ・子どもを抱っこするといった日常の動作の土台になる。

  3. STOTTも「基礎」と位置づけている:これは劣っている・簡単という意味ではなく、すべてのトレーニングの土台になるという意味です。何をするにも大切な部分ですね。


🌿小道具を使えば、マットの可能性はもっと広がる

「マットだけだと、手足を使った動きが物足りないのでは」と思うかもしれません。そこで活躍するのが、フィットネスリング・ボール・レジスタンスバンド(ゴム製の伸縮するバンド)といった小道具です。


  • 小さいボール(トーニングボール):軽い重さの負荷に加えて、転がるという不安定さが加わることで、筋肉が疲れにくくなる持久力や、関節の動く範囲(可動域)が広がっていきます。

トーニングボール
トーニングボール
  • レジスタンスバンド:動きの間ずっと負荷がかかり続けるので、特に「エキセントリック収縮」(筋肉が伸びながら力を発揮する動き。たとえば腕立て伏せでゆっくり体を下ろしていくときの、あの二の腕が伸びるような感覚)を鍛えるのにぴったりです。

レジスタンスバンド
レジスタンスバンド

このエキセントリック収縮がなぜ大切かというと、日常生活は「持ち上げる」より「下ろす・耐える」動作の方が実は多いんです。階段を降りる、子どもをそっと下ろす、といった場面で踏ん張れる力が、ここで育っていきます。


STOTTの教材でも、マットに小道具を組み合わせることは、正式なステップアップの方法として紹介されています。道具は「なきゃいけないもの」ではなく、「マットの効果をもう一段階引き出すためのオプション」くらいに考えてもらえれば大丈夫です。


🌿結局、大事なのは「何を使うか」より「誰に教わるか」

PJ O'Clair氏は「結果を左右するのは、マットかリフォーマーかではなく、指導の質」とも仰っています。

マットだから簡単、リフォーマーだから本格的、という単純な話じゃないんです。体の並びを正しく整えて、狙った筋肉をちゃんと使えるように教えられるかどうか。ここが結果を分ける一番のポイントです。


🌿どれくらい続ければ変化が出る?

目安は、週2〜3回、最低8週間。これくらいのペースで続けると、体の変化を実感しやすいというのが、研究からも見えてくるラインです。1回や2回で「効果ない」と判断するのは早すぎます。体は少しずつ、でも確実に変わっていきます。


道具がなくても、今日から始められる。慣れてきたら、小道具でバリエーションを広げていける。KOA Pilatesのマットプログラムは、そういう「続けられる」設計にしています。

まずは体幹という土台を作るところから、一緒に始めましょう!



KOA Pilatesに関するお問い合わせは以下のLINEまたはEmailで受け付けていますので、お気軽にご連絡ください🤍


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今日のブログはここまでです!

それではまた素敵な一週間をお送りくださいね!


Aiko


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参考資料

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